不要なサービスを停止する
配布した仮想マシンのLinuxには様々なサービスが導入されています。 IPアドレスやポートフォワードの設定ミスや意図しないブロードキャストによってネットワーク上の他のホストに影響が出る可能性があります。 今動いているサービスを把握して不要な物は停止しましょう。
動作中のサービス一覧確認
# systemctl status --no-pager
今回の研修用にインストールしているサービスは次の通りです。 仮想ルータ、OSPF、BGPは後日取り扱います。
サービス | モジュール名 |
---|---|
DNS | named |
HTTP | httpd |
DHCP | dhcpd |
SMTP | postfix |
POP3/IMAP | dovecot |
SSH | sshd |
TELNET | telnet.socket |
SNMP | snmpd |
PROXY | squid |
ファイアウォール | firewalld |
仮想ルーター | zebra |
OSPF | ospfd |
BGP | bgpd |
例:DNSサービスの状態を確認する
# systemctl status named -a
例:DHCPサービスの状態を確認する
# systemctl status dhcpd -a
サービスの状態を変更するには以下のコマンドを使います。
例:DHCPサービスを停止する
# systemctl stop dhcpd
例:DHCPサービスを開始する
# systemctl start dhcpd
例:OSの起動と同時にサービスが起動するようにする
# systemctl enable dhcpd
例:OSの起動と同時にサービスが起動しないようにする
# systemctl disable dhcpd